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「フリーブックス」みたいなサイトなんて誰でも作れる件

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無料で漫画をはじめとする雑誌・同人誌・小説などの書籍を読むことができるサイト「Free Books」(http://fbk.is)の閉鎖が大きな話題になっているが、その反応として強く残念がる声*1が多く見受けられたため、この記事を書くことにした。

知ってる人が読んでも得る物は何一つ無いことを保証いたします。ではどうぞ。

馬鹿でも「Free Books」みたいなサイトを作れる理由

馬鹿でも作れるといえる最大の理由、それは、
掲載する書籍の内容(画像)は、他の割れサイトからコピーしてくればよいだけだから。
つまり、購入した紙の本をスキャンしてデータ化したり、Kindleなどの電子書籍のデータをコピーしたりといった手間が全くない。

ちなみに具体的にどこからコピーしてくるかというと、Torrentトラッカーサイト(Tokyo Toshokan など)やファイル共有ソフト(Share など)、同業者のサイトからも簡単に入手できる。

Free Booksに上がっていたコンテンツの全てが他所からのコピーかどうかは不明だが、恐らく大多数がそれに当たるものでしょう。そうじゃないとあんなに多くのコンテンツを上げられないはず。

では次の項からは実際にゼロからFree Booksみたいなサイトを作っていく大まかな手順を紹介していきます!!

Free Booksのパクリサイトを1時間で作ろう

準備編

Tor Browserをダウンロードしよう

Tor とは…

the onion router》インターネット上での通信経路の特定を困難にすることで匿名通信を行う手法。また、そのためのソフトウエア。
kotobank.jp

これ以降の全ての作業でTorを通さねば警察にパクられてしまいます。
Tor Browser単体、また初期設定だと匿名性が低いですがこの記事では割愛。

Bitcoinを買おう

Bitcoin とは…

インターネット上で流通している電子マネー通貨の単位はBTC。紙幣・硬貨は発行されていないため、「仮想通貨」「デジタル通貨」などとも呼ばれる。
kotobank.jp

匿名化という用途での購入はしたことがないので詳しくは知りませんが、買うとしたら Purse.io なんかでしょうか。

買ったらミキシングもしておくと良いでしょう。

実践編

海外のサーバー(VPS)を契約しよう

先ほど購入したBitcoinを使って海外のVPS(Virtual Private Server)を契約しましょう。
海外といっても、アメリカや中国なんかでは駄目です。著作権法が緩いところにしましょう。

Free Booksでは(ドメインに関しては)アイスランドでした。

海外のドメインを契約しよう

これもサーバーと同じように、法が緩い国にしましょう。

オススメは Subreg.cz
subreg.cz

サーバーのDDoS攻撃対策をしよう

DDoS攻撃 とは…

Distributed Denial of Service(attack)の略。複数のクライアントから大量のパケットを送信することで、標的となるサーバーのサービスを不能にする攻撃DoS攻撃)の一種。
kotobank.jp

対策のためには「Cloudflare」を導入するのが一般的でしょうか。
www.cloudflare.com

ついでにSSL(URLが「http://」から「https://」になる)も導入しておくと、信頼性がグンと上がります。

サーバーにWordPressをインストールしよう

サイトを作る上でWordPressである必要は無いですし、Free Booksもそうじゃなかったのですが、色々と手間が省けるのでWordPressでやっていきます。

WordPress とは…

PHPMySQLをベースとしたフリーのブログ作成ツール。
kotobank.jp

WordPressのインストールを終えたら、書籍閲覧サイトに相応しいテーマを探して適用しましょう。ギャラリー(写真)サイト用のテーマを探せば良い物が無数に見つかります。

また、あくまでも「書籍 "投稿" サイト」として作らなければならないので、ダミーの「アップロードユーザー登録の申し込み」フォームでも作成しておきましょう。

コンテンツを仕入れよう

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データ化された書籍を仕入れるには、『馬鹿でも「Free Books」みたいなサイトを作れる理由』に書いた通り、Torrentトラッカーサイトや同業者のサイトからダウンロードするだけです。

ダウンロードしたコンテンツは自分のサーバーにアップロードしておきましょう。

仕入れたコンテンツを記事にしよう

記事にはサイトの信頼性を上げるために、書籍の出版社や出版日、作者などの情報を入れておきましょう。

そして記事内に直接画像を大量に貼り付けるのではなく、「この本を読む」というリンクからビューワが起動するようにしておくと良いでしょう。

ビューワは以下のような画像のスライドショーができるプラグインを使うだけで、知識も不要です。
ja.wordpress.org

あとは「ダウンロード -> アップロード -> 記事を作成」という手順を繰り返していけばそれっぽいサイトになります。

以上。かなりざっくりとした手順でしたがこの通りにやれば文字通り本当に「誰でも」作ることができます。

おわりに

この記事を書いた理由・目的は記事の冒頭から分かる通りです。
無論、Free Booksの管理者が馬鹿だとか言いたいわけではなく、むしろプロだと思っています。

たくさん訂正すべき箇所があると思いますのでご指摘お待ちしております。